Concord698M’s blog

昭和のヒーローと音楽のGAROが好きなんです。

【昭和ヒーローのロケ地】旧多摩聖蹟記念館

旧多摩聖蹟記念館へ

小田急多摩線永山駅にやってきました。

小田急永山駅

すぐ隣には京王永山駅があります。

京王永山駅

今日はここから旧多摩聖蹟記念館を目指します。

旧多摩聖蹟記念館?

名まえを聞いただけではピンとこなくても、建物の姿を見れば「あそこか!」となりますよ。

昭和のヒーローが好きな人にとっては「親の顔より見た」(←過剰なデフォルメ表現)建物です。

以前にも一度行こうとしたのですが、バス乗り場が複雑でよくわからず断念したのです。

今回はちゃんと調べてきたから大丈夫!

……のはずが。

聖蹟桜ケ丘駅行のバスに乗ったら、記念館のある公園は通らず、すぐに終点・聖蹟桜ケ丘駅に着いてしまいました。

 

なぜだ。

 

仕方がないので駅の交番で訊き、バスターミナルの係員さんにも訊き。

やっと都立桜ケ丘公園経由のバス路線に行き着きました。

正しいバスに乗り、聖蹟桜ケ丘駅のターミナルから出発。

街道から山道に入り、坂を上って。

15分ほどで「記念館前」のバス停に着きました。

 

都立桜ケ丘公園

バス停そばの道は「記念館通り」。

このあたりの住所は「連光寺」です。

 

やっと! 公園にたどり着くことができました。

 

まずは見晴らし台から奥多摩の方を眺めます。

 

公園内の通路を案内に沿って進むと……

 

見えました!

これは建物の裏です。

 

旧多摩聖蹟記念館

こちらが玄関側です。

どうですか? 『仮面ライダー』『人造人間キカイダー』など、70年代の東映作品でよく見ましたよね。

最初に見た感想は「こんなに黄色かったっけ?」でした。

しかし、我々が映像で見知っているのは約50年も前のこと。

改修されているので、色が違っていても不思議はありません。

ここにライダーが! 滝和也が! 居たと思うと感動もひとしおです。

建物は地上一階。

この円柱の上でヒーローと敵が戦っていて、それを斜め上から撮った映像の印象が強いので、二階建て以上だと思っていました。

誤解でしたね。

内部は撮影禁止なので写真はありません。

一階建てといえどもかなり天井が高く、館内には明治天皇騎馬等身像があります。

明治天皇は30代の頃、このあたりで兎狩りなどをされたそうで、行幸を記念して建てられたのがこの館です。

中に入りたい場合は、開館時間を確かめてから行きましょう。

開館:10時~16時。

毎週月曜日と水曜日が休館です。

臨時休館もありますので、多摩市のホームページで開館カレンダーを見ると良いです。

 

それにしても、こんな歴史的な建物でよくロケをさせてくれたものです。

 

当日は定例の自然観察会が開かれていたので、普段より人出が多かったのではないかと思われます。

それでも公園内は静かです。

 

帰りもバスに乗って多摩丘陵のアップダウンを味わいました。

 

要注意な永山駅バス乗り場

永山駅に戻ってきました。

注意が必要なのは、どの乗り場からバスに乗るかです。

ざっくりした案内に従うと、記念館前のバス停を通るのは「聖蹟桜ケ丘駅行」です。

小田急、京王の永山駅改札を出ると、ほんの少し直進した先に短い階段があり、下りたところにバス停が見えています。

そこに行くと大きな看板があって、

このように書いてあります。

なので、私はこれに従って6番乗り場から乗ってしまったのです。

それが間違いの元。

正しくはこの看板に惑わされずに、

2番乗り場で【桜06】「聖蹟桜ヶ丘駅」行に乗ってください。

そうすれば15分ほどで「記念館前」に行けます。

聖蹟桜ヶ丘駅から乗る場合も同じ【桜06】「永山駅」行です。

(2023年6月現在)

 

さて、このあたりには昔住んでいたことがあり、買い物といえば駅ビル「グリナード永山」にきていました。

初めて携帯電話というものを契約したのは、永山でだったのです。思い出深い。

まだレンタルビデオが盛んな頃で、駅前の大きなTSUTAYAにもお世話になっていました。

久々に見ると店もずいぶん入れ替わっていて、よく寄った本屋さんはなくなっていました。

時分時だったので「リンガーハット」に寄り、夏メニューなのかな、「からまろ」を食べて帰りました。

そんなに辛くはなかったです。

写真を撮り忘れたので、リンガーハットのホームページから。